ノキシジル(Noxidil)の紹介

ミノキシジルタブレットとノキシジルの特徴

ノキシジル(Noxidil)は、タイのT.O.PHARMA社により販売されているミノキシジルを主成分に含んだ錠剤(タブレット)です。

ノキシジルはロニテンのジュネリック薬としては最も知名度が高く、流通量が多い商品です。

有効成分の含有量によるノキシジルの種類は、5mgと10mgの計2種類です。

ロニテンは、ファイザー社によるミノキシジル内服薬ですが、そのジェネリック薬として発売されました。

ミノキシジルタブレットは、ロゲインなどの外用薬と比べ即効性に優れ、短期間での発毛が可能だと評判の商品です。

主成分のミノキシジルには血管拡張作用があり、血流を良くする効果があります。

そのため発毛に必要な栄養分を頭皮のすみずみまで行き渡らせ、発毛を促す効果が期待されています。

ミノキシジルタブレットは、単体でも効果が十分期待できますし、男性の場合はフィナステリド系のフィンペシアやエフペシアと併用していただくことでより高い効果が期待できるとも言われています。

ノキシジルのメリットとデメリット

特にノキシジルが人気があるのは、いくつかの理由があります。

一つ目は、価格です。ノキシジルは比較的安価で購入できるのが特徴です。

例えば、ロニテンは1錠130~150円程度かかるのにたいして、ノキシジルなら30~50円程度と半額以下に抑えることができます。

基本的に長期間飲み続けることが原則とされている育毛剤について、この価格差はとてもありがたいことです。

1ヶ月1,000~2,000円程度差がでるので、1年間つづけるとなるとかなりの差が出てきます。

ジェネリックであり、試しに使用してみた結果、効果もそれほどの違いがないとわかっている人たちの多くは、継続して利用しています。

ミノキシジルタブレットにはいくつか種類がありますが、もし安いものを探している場合は、ノキシジルが一押しでしょう。

そしてもう一つの人気の理由は、タイの販売者であるTO Med社だからです。

タイと言えば、業界では美容健康商品では定評があります。

実際タイには、日本ではネットでもなかなかお目にかかれないようなミノキシジル系の商品がたくさんあります。

美容ニーズが高い国で、そこに対してメーカーが凌ぎを削っている環境で、非常に安価で良質な商品が沢山あります。

ただし、その人気をうまく利用して偽造品で儲けようとするような企業も、海外には多くいますから、商品を購入する際はしっかりと購入サイトをチェックすることが大切です。

ミノキシジルタブレットと育毛クリニック

実はこのミノキシジルタブレット、近年ではクリニックの治療でも使われるようになっているのです。

薄毛治療専門クリニックはどんな病院か

最近では、国内のクリニックで、育毛を専門とする薄毛治療専門クリニックが出てきました。

まず、薄毛治療という観点では、病院およびクリニックは大きく3種類に分かれます。

  1. 全く薄毛治療を行わない病院・クリニック(耳鼻科、産婦人科、小児科、リハビテーション科、放射線科など)
  2. 最低限の処方薬を処方してくれる病院・クリニック(多くの内科、皮膚科、一部泌尿器科など)
  3. 育毛を専門に治療を行う病院・クリニック

1番目の全く薄毛治療を行わない病院・クリニックは、そもそも診療科が髪の毛や肌などを診ないため、薄毛に関する治療薬の処方もしない医療機関です。

2番目の「最低限の処方薬を処方してくれる病院・クリニック」と、3番目の「育毛を専門に治療を行う病院・クリニック」は、どちらも薄毛を治療し育毛を行いますが、大きく違うのはどれだけ積極的に治療を行うかどうか、です。

日本では薄毛の治療薬として、プロペシアが有名ですね。

プロペシアが発売された当初は、薄毛の初めての治療薬ということもあり、また販売元のMSD社も頑張って営業したためか、内科を中心にかなり多くのクリニックでこのプロペシアが処方されるようになりました。

MSD社が運営しているAGA-newsという男性脱毛症(AGA)を紹介するサイトでは、プロペシアの処方が可能なクリニックが約11,800件紹介されています。

しかし、実際この11,800件のクリニックの大半の医師は、薄毛の治療にそこまで親身ではなく、状況を確認しAGAに該当しそうであればプロペシアを処方する程度でしょう。

薄毛治療を積極的にしたい、という人には少し物足りないかもしれません。

そんな人たちに適しているのが、薄毛治療を専門にしたクリニックです。

薄毛治療が有名なクリニックは、日本全土でもおそらく100-200件程度です。

また、多くの薄毛治療専門のクリニックは、薄毛だけではなく、男性の悩みを解消する男性に特化したクリニックであることが多く、薄毛治療のほか、EDやメンタルヘルスなどの治療を行っています。

こういったクリニックを見つけたい場合は、「AGA治療 クリニック」などで検索してみるとよいでしょう。

有名なクリニックがいくつか出てきます。

こういった薄毛治療専門のクリニックは、実は治療方法のラインナップの一つに「ミノキシジルタブレット」が含まれています。

薄毛治療専門クリニック経由と個人輸入でのミノキシジルタブレットの違い

このようにクリニックでもミノキシジルタブレットの購入が最近できるようになっています。

では、個人輸入でミノキシジルタブレットを購入することとの違いはなんでしょうか。

簡単にまとめると以下の通りです。

薄毛治療専門クリニック 個人輸入
サポート
様々な治療法などかを一緒に検討
副作用などがあるとすぐ相談可能
×
自身の責任で購入
値段 ×
高い(1か月分:1万円-3万円)

安い(1か月分:1000円-3000円)

クリニックで購入すると、値段は少し高いのですが、その代わり偽物などを購入するリスクはほぼゼロですし、様々な薄毛治療の選択肢から一緒に一番合った治療方法を考えてくれます。

それに、何か問題があったときにすぐに相談できるところも、クリニックで購入するメリットのひとつです。

反対に個人輸入はとにかく値段が安いことが特徴で、ただし自己責任での利用となってしまいます。

また、近年では、個人輸入で自己責任で治療を行い副作用が出てしまっても、診療ができない、とあらかじめ断り書きをしているクリニックもあります。

どのような薬をいつから使い始めて、どのように薬を服用していたか、など、診療をするうえで必要な情報が足りず、正しいサポートができないから、といわれています。

もちろん相談に乗ってくれる医師もいるので、全く対応が不可能ということはありませんが、最後に何か問題があっても病院へ行けば何とかなる、という気持ちでいると危険です。

個人輸入の場合は、自身の健康被害を拡大させてしまう可能性を十分に理解して、利用しましょう。

両方のメリットを享受しようとして、開始の数か月は薄毛治療クリニックで薬を処方してもらい、数か月利用して問題がなければ、安い個人輸入に切り替える、というやり方を行っている方もいらっしゃいます。

自分なりに最も使いやすい形を考えるとよいでしょう。

ノキシジルの商品ラインナップと使い分け

ノキシジルは5mgと10mgの2種類があります。

中身は同じミノキシジルなので、大きな違いはありませんので、自分がどのようにノキシジルを服用したいかによって、使い分けるとよいでしょう。

もし初めての方でいきなり高濃度のミノキシジルタブレットに不安を感じる方でも、5mgのほうであれば気軽にスタートすることができそうです。

ただし、ミノキシジル1mg当たりの金額で換算すると、実はノキシジル10mgのほうが安く、コスパがよいのも事実です。

ノキシジル5mg 1箱100錠 3031円
ノキシジル10mg 1箱100錠 3333円

*為替の状況によって、価格は前後します。

同じ錠数が含まれているのに、5mgと10mgでは、値段はほとんど変わりません。

玄人の人であれば、10mgをピルカッターで購入し、5mg錠として飲む、という選択肢もあるかもしれませんね。

その場合は、専用のピルカッターと、分割した錠剤を管理するピルケースをあらかじめ用意しておくと便利です。

ノキシジルの使い方

ノキシジルの1日の最大服用量は、100mg(5mgの場合20錠、10mgの場合10錠)とされています。

服用回数は2回となっているので、例としては最大で朝夕それぞれ50mgの服用となります。

しかし、通常はもっと少ない用量を服用します。

1日20mgぐらいが平均で、10mgを朝夕に飲むのが一般的です。

必要に応じて服用量を増やすことは可能ですが、必ず身体に薬の成分を慣らさせながら服用する必要があります。

服用のイメージとしては、下記のようになります。

最大服用量 1日目 2日目 3日目 4日目
5mgの場合 5mg 5mg 5mg 5mg
20mgの場合 5mg 10mg 10mg 20mg
40mgの場合 5mg 10mg 20mg 40mg

*100mgを服用する場合は、更に3日ぐらいかけて徐々に服用量を増やすことをお勧めします。

*上記の服用量は海外で紹介されている用法を参考に作成しています。国内の服用は医師や薬剤師の相談をお勧めします。

ノキシジルの副作用

ノキシジルは内服型ミノキシジルであるロニテンのジェネリックです。

そのためロニテンの副作用とおおよそ同じと想定されます。

ロニテンは海外製のため英語となっていますが、販売やFDAの承認に当たって必要な副作用の報告が、薬の添付文書で紹介されています。

ロニテンの添付文書(英文)

ノキシジルの副作用を理解するにあたっては副作用の発生頻度を理解しておく必要があります。

副作用は、下記のような発生頻度別で、リスクが紹介されています。

  • 発生頻度10%以上
  • 発生頻度1%以上10%未満
  • 発生頻度0.01%以上0.1%未満
  • 発生頻度不明

下記がロニテンの特に発生頻度が高い副作用と、その発生頻度です。

【発生頻度10%以上】

心膜炎

心膜炎とは、心臓が炎症を起こすことで、胸が痛くなったり呼吸が困難になる症状があります。

頻脈

脈拍が早くなる症状です。脈が速くなる原因は様々あるため、原因を明らかにするのが難しいことがあります。

多毛症

身体の髪の毛や、その他の毛が多く生えてきて毛深くなる症状です。ロニテンは高血圧の治療薬として利用されているため、毛が増える作用は副作用として記載されています。ノキシジルの内服はこの作用を逆手にとって、発毛のために使用するケースが多いのです。

髪の毛の色の変化

髪の毛の色素が抜けて、色が変わることがあります。

発生頻度10%と言う考え方は、他の薬でも適応されているため、特筆して気にする必要はありません。

元の薬であるロニテンはFDAからも承認されているため、使い方を誤らなければ基本的には安全な薬です。

ただし、使用方法を間違えないということは一般の方には難しく、服用に当たっては医師や薬剤師などと相談する方がよいと言われています。

2019/01/15