フォリックス(Follics)シリーズの紹介

フォリックス(Follics)は、2017年秋に登場したミノキシジル系育毛剤です。


フォリックスとは? ポラリスの後継品とされる所以

その発売の直前に大人気育毛剤の「ポラリス」シリーズの販売停止が発表されていましたから、販売している会社は違いますが、ポラリスの後継品としての意味合いが強そうです。

実際にミノキシジルの濃度やそのラインナップもポラリスと似ているところが非常に多くあります。

またポラリスシリーズの最大の特徴の一つであった、有効成分をより効果的に浸透させるために開発された「リポスフィアテクノロジー」も、フォリックスには活用されています。

現在、ポラリスシリーズが販売停止となった明確な理由は明らかになっていませんが、おそらく何らかの理由により、ポラリス自体か、あるいはポラリスという名前で商品が販売できなくなったと想定されます。

この「フォリックス」を提供する会社「Sapphire Healthcare LLC」も最近になってアメリカに設立された会社です。ポラリスの販売停止が2017年6月頃からで、この会社の設立が2017年8月となっていますから、ポラリスの販売停止に伴って設立されたと思われます。

フォリックス」に活用されているリポスフィアテクノロジーといった技術は、このような短期間でにほかの会社が真似をできるものではないので、おそらくポラリスシリーズを開発していた会社が、名前を変えて新たに会社と製品を準備した、と考えるのがよいでしょう。

フォリックスの商品ラインナップと特徴

フォリックスのラインアップは、FRという文字に数字を足した名前で用意されています。

現在はまだ取り扱いがありません フォリックFR02 60ml ミノキシジル2% プロキャピル アデノシン アゼライク酸
現在はまだ取り扱いがありません フォリックFR05 60ml ミノキシジル5% プロキャピル アデノシン アゼライク酸
現在はまだ取り扱いがありません フォリックFR07 60ml ミノキシジル7% プロキャピル アデノシン アゼライク酸
フォリックFR12 60ml ミノキシジル12% フィナステリド アルファトラジオール プロキャピル アデノシン アゼライク酸 トリペプチド(1銅)
フォリックFR15 60ml ミノキシジル15% プロキャピル アデノシン アゼライク酸
フォリックFR16 60ml ミノキシジル16% フィナステリド プロキャピル アデノシン アゼライク酸 トリペプチド(1銅)

フォリックスの各商品についている数字は、含まれているミノキシジルのパーセンテージを表しています。

ポラリスシリーズは数字がついていたものの、ミノキシジルの含有量と数字に関連性がなかったため、その点ではフォリックスのほうがわかりやすくなったと言えるでしょう。

ポラリスシリーズのうち、最もパワフルで人気だったNR-10については、フォリックスではFR16が該当します。

ミノキシジル16%含有という濃度は、他のミノキシジル育毛剤でもあまり見かけないかなりの高濃度です。ミノキシジルには確かな発毛力があると評判で、この高濃度でミノキシジルを塗布すれば効果が出てくる可能性は非常に高いでしょう。

それに加えてフォリックスのFR16には、フィナステリドプロキャピルアデノシントリペプチド(1銅)などの有効成分が含まれています。

またポラリスの特徴の一つであったリポスフィアテクノロジーも引き継がれております。このリポスフィアテクノロジーによって、これらの有効成分の浸透力をアップさせており、強力な高濃度成分とともに、しっかりと有効成分を吸収できる育毛剤となっています。

*フォリックスのFR16とFR12にはフィナステリドが含有されていますが、その濃度については明らかにされていません。おそらく、ポラリスシリーズのNR-10などと同じ、0.1%ではないかと推測されます。
フォリックスに含まれるフィナステリドの解説はこちら

フォリックスのセット商品について

ポラリスシリーズの魅力として、育毛剤単体の効果もそうでしたが、それ以外に販売を行っているサイトが行う、セット販売が魅力的でした。

これによって、育毛対策として必要な成分を一気にまとめ揃えることができ、かつお得に買うことができました。

今回のフォリックスも、まだ数は少ないですが、セット商品がいくつか紹介されています。特に「ニゾラールシャンプー」や「フィナステリド」のジェネリック、他の育毛剤の効果を増加させる「L-リジン」などの組み合わせセットが人気です。

フォリックFR12のセット商品

フォリックスFR12ローション60ml1本 + フィナロイド1mg30錠1箱 + ニナゾルシャンプー1本 + Lリジンプラス250錠1本
フォリックスFR12ローション60ml1本 + ニナゾルシャンプー1本

フォリックFR15セット商品

フォリックスFR15ローション60ml1本 + フィナロイド1mg30錠1箱 + ニナゾルシャンプー1本 + Lリジンプラス250錠1本
フォリックスFR15ローション60ml1本 + ニナゾルシャンプー1本

フォリックFR16セット商品

フォリックスFR16クリーム60ml1本 + フィナロイド1mg30錠1箱 + ニナゾルシャンプー1本 + Lリジンプラス250錠1本
フォリックスFR16クリーム60ml1本 + ニナゾルシャンプー1本

「フォリックスFR16 + フィナロイド(有効成分フィナステリド、プロペシアのジェネリック) + ニゾラールシャンプー + L-リジン」のセットなどは、まさにこれ一つで育毛対策は完璧と言えるようなセットです。

このほかにも、今後は様々なセットが販売されると予想されるので、チェックしておくとよいでしょう。

フォリックスに含まれている成分の紹介

フォリックスには主成分としてのミノキシジルのほか、複数の有効成分が含まれています。
ここではフォリックスに含まれている有効成分をすべて紹介します。

ミノキシジル

おすすめ度:★★★★★(5/5点)

対象商品:FR16 / FR15 / FR12 / FR07 / FR05 / FR02

ご存じのフォリックス主成分であるミノキシジルです。全てのフォリックスシリーズに含まれていて、フォリックスの育毛剤効果を実現している成分です。

ミノキシジルは、世界で唯一、医学的にも発毛効果が認められている成分です。育毛成分については、プロペシアのフィナステリドや、ザガーロのデュタステリドなど、複数の成分が医学的に認められていますが、この両成分はどちらもAGA(男性型脱毛症)と呼ばれる症状のみに効果を発揮する成分です。
そして毛を生やすのではなく、このAGAの原因となっている体内の悪性ホルモンに働きかけ、AGAの原因を阻害することが、この成分の働きです。AGAの原因を阻害すると、あとは人の身体がもっている発毛力に頼ることになってしまいます。

フィナステリドやデュタステリドを服用しても発毛効果が出てこない例としては、高齢者の服用があげられます。これは人間がもつ発毛の力自体が弱っており、AGAの原因を阻害しても毛が生えてこない、というものです。

その点、ミノキシジルはダイレクトに毛を生やす働きをしますから、どのような状況であれ、ある程度の髪の毛を生やしてくれる、というところに安心感があります。

薬の成分として認められた背景には、高血圧の薬の副作用として報告されていた多毛症状に目をつけ、それをそのまま育毛薬として展開した経緯があります。

安全性などは、別の薬としても発売されていますから問題はありません。ただ、作用としては、研究がされているものの、なぜ毛が生えるのか、という点についてはあまり明らかな情報がでていません。

一説では、毛細血管自体を増やす働きがあり、毛が生えてくる毛母細胞自体を増やす働きがあるからでは、と言われています。

毎日、皮膚に塗布することで、塗布した部分の発毛効果が期待できるほか、直接口から服用することで、さらに強い効果が得られる成分でもあります。

フィナステリド

おすすめ度:★★★★★(5/5点)

対象商品:FR16 / FR12

フィナステリドは、プロペシアという薬に含まれている薄毛治療の成分です。AGA(男性型脱毛症)の原因は悪性のホルモンと言われていますが、その悪性のホルモンを阻害し、AGAの進行を食い止めるのがこの成分の作用です。

この作用のため、AGA(男性型脱毛症)にしか効果を発揮しませんが、男性の薄毛の多くはAGAともいわれていますので、多くのケースで効果を発揮してくれると考えられています。

ミノキシジルと同じく、医学的に薄毛の治療の効果が認められた成分の一つで、そのほかの有効成分と比較しても効果に高い信頼性があります。

毎日決められた量を、口から飲む錠剤形式が一般的ですが、ポラリスやフォリックスなど、一部の育毛剤の中にも含まれています。

薬の種類にもよりますが、一般的には口から飲むほうが、薬の効果が強くでることが多いため、ポラリスやフォリックスでは、口から飲むプロペシアなどと比較すると、その効果は緩やかとなるでしょう。

フォリックスのFR16とFR12では、フィナステリドの含有量は記載がないようです。ポラリスのNR-10では0.1%(容量が60
mlのため、グラムに換算すると全体で約6mg程度)含有されていましたので、フォリックスにも0.1%程度含有されているのではないか、と想定されます。

フォリックスFR16、FR12もポラリスと同じで容量が60mlとなっているので、全体で約6mg程度含まれていると予想されます。
1日2回使用を前提に30日分の容量となっていることから、6gを30日で割ると1日当たり0.2mg頭に塗付することになります。

フィナステリドの適量は1日1mgとされていますから、しっかりとフィナステリドの効果を出させたいと考えると、少し量が物足りないかもしれません。

フィナステリド(プロペシアなど)との併用も基本的には問題ないため、もっと効果を期待したい場合は、併用するとよいでしょう。

プロキャピル

おすすめ度:★★★★☆(4/5点)

対象商品:FR16 / FR15 / FR12 / FR07 / FR05 / FR02 

プロキャピルは、フィナステリドと同じような働きをする成分と言われています。AGA(男性脱毛症)の原因となる、悪性の男性ホルモンの働きを阻害するほか、髪を生やす機能の老化を食い止めたり、頭皮の血流の改善を行う効果があると言われています。

ただ、残念ながらよい効果がいろいろあると言われている反面、薬の成分として認可はされていません。(フィナステリド、ミノキシジル、デュタステリドは効果が薬として認可されており、医学的に効果があると言えます)

フィナステリドなどと比較すると、効果はもう少し弱いものになると考えられます。

ただし、その分副作用なども少ないと考えられていますので、安全性の面でもメリットがあると言えるでしょう。身体と成分の相性などもあるため、人によっては効果を実感できる可能性も十分あります。

アデノシン

おすすめ度:★★★★☆(4/5点)

対象商品:FR16 / FR15 / FR12 / FR07 / FR05 / FR02 

アデノシンは資生堂が開発した育毛成分です。アデノシンは、発毛因子である「FGF-7」を多く体内で作り出す成分です。この「FGF-7」は髪の毛のもととなる毛母細胞を作り出す働きをしており、この「FGF-7」が体内で増えれば、より発毛が促されると考えられます。

発毛を促す因子を生み出す成分として注目されており、資生堂は長年の育毛やヘアケアの研究の結果、このアデノシンの効果を発見し、製品化を行ったようです。

資生堂から出されているアデノシン入りの製品は、アデノゲンシリーズとして販売されています。ただし、医療成分としては認可を受けていないため、正確に効果は比較できませんが、一般的には副作用などは少ない分、ミノキシジルやフィナステリドなどと比較すると低い、と考えられます。

こちらも身体との相性などがあるため、いろいろ試してみたい成分の一つといえるでしょう。

トリペプチド(1銅)

おすすめ度:★★★☆☆(3/5点)

対象商品:FR16 / FR15 / FR12 / FR07 / FR05 / FR02 

トリペプチド(1銅)とは、いわゆる「アンチエイジング」を促す成分です。育毛については、傷ついたタンパク質を修復することで、ヘアサイクル(髪の毛が生まれて抜ける一連の流れ)を長くする効果があると考えられています。

また、髪の毛の元である毛母細胞は分裂をして数を増やしますが、分裂を繰り返すことで、縮小し働きが弱くなることが予想されます。しかし、このトリペプチド(1銅)にはこの縮小してしまった毛母細胞を再度肥大化させる効果があると言われています。

育毛成分として薬の認可は受けていませんが、フィナステリドのような悪性の男性ホルモンの働きを阻害し、薄毛の進行を食い止める成分が多い中で、毛母細胞に働きかけて改善を促すという点ではユニークなポイントと言えるでしょう。

アゼライク酸

おすすめ度:★★★☆☆(3/5点)

対象商品:FR16 / FR15 / FR12 / FR07 / FR05 / FR02 

アゼライク酸は、天然由来の成分です。単体での効果は実はそこまで強くなく、育毛でよく取り上げられる成分である「亜鉛」と同時に摂取することで、初めて真価を発揮する成分です。

着目すべき効果としては亜鉛と組み合わせることで、体内の悪性の男性ホルモンの働きを抑制する作用があります。これは、あのフィナステリドと同じような作用で、薄毛を改善するということです。

天然由来の成分であることから、副作用は少ないと考えられ、効果がなだらかでその分副作用も少ない育毛成分と言えます。

参考ページ:フォリックス商品紹介ページ
https://www.follics.com/

2017/11/21