女性はミノキシジルを利用できるのか

女性の薄毛のタイプにもいくつかのタイプがあります。まずはいくつかのタイプをご紹介しましょう。

  • 女性男性型脱毛症(FAGA)
  • 円形脱毛症
  • 牽引性脱毛症
  • 分娩後脱毛症
  • 脂漏性脱毛症

一つ目は、男性型脱毛症(AGA)の女性タイプで女性男性型脱毛症(FAGA)です。

男性の男性型脱毛症(AGA)のように生え際や後頭部のみだけでなく、頭皮全体が薄くなる傾向があります。

女性の場合は、髪の質も加齢にとも悪くなり、全体的に髪が細くなってきます。

そのため加齢とともにボリュームダウンしてきたと感じる方が多いです。びまん性脱毛症とも呼ばれます。

二つ目は、円形脱毛症です。

これはその原因は自己免疫の障害によるものです。

頭部の一部、あるいは複数の箇所に10円玉状の脱毛部分ができます。

自己免疫とは、本来細菌やウイルスの感染から体を守る免疫機能です。

これが不全になると自分の体(頭髪)の成分に反応して自らの細胞に損傷を与えるようになります。

頭皮の一部に過剰にダメージが与えられ髪が生えなくなります。

この症状は一時的なものですぐに治ることもあります。

三つ目が牽引性脱毛症です。

特に若い人が引っ張りすぎたヘアアレンジを長い期間し続けるとこめかみや頭頂部など強く力がかかった部分が脱毛することです。

四つ目が分娩後脱毛症です。

これは妊娠中に増えた女性ホルモン後妊娠後に急に減少することで起こります。

女性ホルモンには髪を生成する役目があるのでこれが減少することで脱毛が起こります。

五つ目が脂漏性脱毛症です。脂漏(しろう)性脱毛症の症状は、皮脂分泌が増えて、毛穴を塞いでしまったことが原因で起こる脱毛症です。

皮脂が詰まった毛穴のまわりが炎症を起こし、脱毛が進みます。

それ以外にも女性の脱毛症には食生活の乱れやストレス、過度なダイエット、ヘアカラーやパーマなどの様々な影響があります。

女性の脱毛はとても複雑でいろいろな影響要因が絡み合っています。

女性の脱毛症とミノキシジル

このようないくつかの脱毛症に対して、特にミノキシジルが有効なのは男性型脱毛症(AGA)です。

特に生え際の脱毛など男性ホルモンによる抜け毛が進んでいる方にはとても有効です。

生え際は血管が少なく他の育毛剤が効きにくい箇所なのでミノキシジルが有効に働きます。

一方で女性がミノキシジル配合の育毛剤を使用するときには注意も必要です。

ミノキシジルを配合した外用薬では女性用を選びましょう。

それはミノキシジルの濃度が女性に合わせて低濃度で配合されているからです。

女性にとって高濃度のミノキシジル成分は体毛を濃くしてしまうリスクがあります。

そして妊婦の方や授乳中の方はご利用できないこととなっています。

胎児や新生児への危険を考慮して、この期間のミノキシジルの育毛剤の使用を控えましょう。

女性がミノキシジルを使用する場合、もちろん使用できますが、配合量などに十分注意し、さらに妊婦や授乳中の方は使用しないなどのルールに気をつけましょう。

2016/08/11